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川っていいな。


あの尊敬する人も
友達も
恋人も
仕事仲間も

みんな自然に癒される。

ふと
自然と同じような存在になりたい。
私もあの人にとってそういった
絶対的に裏切らず
いつも変わることなく、しかし常に変わりゆき
愛され、癒し、心を落ち着かせる存在になりたい。

そう思うことがある。
でもそれは無理だ。私たちは大自然そのものにはなれない。どんなに信頼に固い人であっても絶対的に裏切らないなどという保証は存在しない。


いちばん難しいのは
会えば必ず心を落ち着かせ、絶対的な安心感を抱かせる存在になること。
絶対的な存在というのは人間には可能なのか?

人ひとりひとりにはそれぞれのイメージがあるはずで、それは大自然へのイメージや安心感とは異なり、それぞれ棲み分けをしているのではないか。つまり人個人に抱く気持ちと、自然を目の前にした時の気持ちは、みな地続きだと思っていないのではないか。

きっと地続きなんだ。

しかし私たちは、地球上の生命体として進化し生きているから、大自然の1部ではあるわけだ。
私たちは自然の一部なのだから、自然の中の人間という生き物であるだけなのだ。
しかし人間は特別で、集団を形成し、文化文明を生み出し、火を扱うことが出来る。

だからこそ
人間と自然は区別される。
全く異なる存在として認識される。

不思議だ。